【イベント紹介】ウエノデ.ビアフェスタで楽しむ ビールと食のマリアージュ
暑い夏が続いています。コロナの終息はまだまだ見えませんが、行動制限も少しずつ緩和され、様々なイベントが復活してきました。そんな中、ぐるっぱ事務局では、上野公園でビールと食のマリアージュを楽しめるイベントが開催されるとの情報をキャッチ。早速、現地を訪問してきました。
ウエノデ.ビアフェスタとは?(公式プレスリリースからの転載)
まずはウエノデ.ビアフェスタの紹介です。
イベントに参加する前に、開催の目的等をしっかり把握してから訪問してきました!
開催場所は上野恩賜公園噴水広場なのですが、なんと上野恩賜公園でビアフェスが開催されるのは今回が初めてだそうです!
※以下はイベントに関するプレスリリースからの転載となります。
上野中央通り商店会が主催となり、地域への「愛着」と「信頼」と「活気」を取り戻し、暮らしと商店街の活性化を目的に開催するビール祭りです。コロナ禍の影響はさまざまな産業分野で経済活動を直撃し、上野エリアにおいても同様に訪日外国人をはじめとした観光客の激減で大きな打撃を受けています。そういった消費行動や社会構造の変化を受け、商店街自らが発案し、感染症対策を徹底した上で本イベントを行う運びとなりました(※)。
本イベントでは、「食」「酒」「遊」をテーマに、キンキンに冷えたビールや、全国のご当地グルメ・地元の商店街グルメを提供するほか、ステージでは郷土芸能やライブパフォーマンスを実施します。人々が集い、かつては何気ない日常だった大切な家族や気の置けない友人たちと過ごす時間と場所を提供いたします。
(※)会場での検温、手指消毒、マスク着用の確認など、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で実施いたします。
●酒 /BEERFESTA
各店舗より様々な種類のビールやお酒に合う料理の販売をいたします。
全ての人々にとって必要不可欠な「食」。以前は何気ない日常であった、大切な家族や気のおけない友人
たちと囲む美味しい食事で幸せなひと時をお過ごしください。
●食 /FOODFESTA
屋台の定番であるフライドポテトや唐揚げ、ザンギや広島焼といった「ご当地グルメ」、ケバブサンドやラーメンといった地元の「商店街グルメ」等、様々な種類のメニューを取り揃えて提供いたします。
各地方の「食 × 風土」をぜひご体験ください。
●遊 /ENNICHIFESTA
文化の杜と言われる上野公園内にて、ステージイベントの開催。
郷土芸能やライブパフォーマンスをお楽しみください。
実践!ビールと食のマリアージュ(1~2杯目)
ここからは現地のレポートです。
会場の外観はこんな感じ。
朝から一日働いて、喉も乾いたし、お腹も空きました。
早速、入場料500円を払ってイベント会場に突撃です!
【1杯目】
駆けつけの1杯目は開催地でもある上野のシノバズブルワリーさんのビールです。
こちらのビールは、不忍池と羊をこよなく愛すことから、「シノバズブルワリーひつじあいす」と名付けたようで、羊料理とのマリアージュを推奨しています。4種類あったのですが、不忍エールが一番のオススメということでしたので、そちらとラムチョップのセットをいただきます。
通常のビールの2倍以上のホップを使用しているとのことでしたが、苦味というよりは爽やかな香りがダイレクトに伝わってきて夏の夜にピッタリですし、ラムチョップとの相性も抜群でした!1杯1000円と少々お値段は張りますが、非常に美味しいですし、なんと言っても現地上野で醸造されたビールを飲むというのが気分を高めてくれます。
なお、シノバズブルワリーは上野でビアレストランを営業されているようで、次回は店舗にも行ってみたいと思いました。ビアレストランシノバズブルワリー公式HP:https://www.uenobeer.com/
【2杯目】
日も暮れて雰囲気もいい感じになってきました。
会場をぐるっと回ってみての2杯目は、大阪の上方ビールさんの「トトノエールサウナ」です。
ここ数年、空前のサウナブームが巻き起こっており、オロナミンCとポカリスエットを一緒に楽しむ「オロポ」などのサウナドリンクにも注目が集まっていますが、こちらのビールもそんなサウナドリンクのひとつとして、サウナのあとや、お風呂上がり、汗を流した後の1杯として楽しんでもらえることを目的に販売しているとのことです。しかも大阪の銭湯跡地をリノベーションした工場で作っている点にも並々ならぬこだわりを感じます。東京の熱帯夜をサウナに見立てて楽しむと、飲んだ時に体の中を爽快感が駆け抜けていくのがよく分かりますよ。
お風呂上がりをイメージしてあえて食事と一緒に飲まなかったのすが、前述の爽快感が心地よくビール単体でも非常の美味しくいただけると思います。
上方ビール公式HP:https://kamigatabeer.co.jp/
実践!ビールと食のマリアージュ(3~4杯目)
【3杯目】
3杯目は、岩手の遠野麦酒(上閉伊酒造)さんの「ZUMONA(ズモナ) ゴールデンピルスナー」です。
喉越しが爽やかでスッキリした飲み口が特徴で、しっかりした味わいの食事との相性が良いとのことでしたので、会場内にあったピザ窯屋台でマルゲリータを調達!
焼きたてのピザとのマリアージュを楽しみましたが、ホップの苦味がトマトソースとチーズの濃厚さをしっかり受け止めつつも、後味は爽やかなので、すぐにまた次の一口が欲しくなります。やばい、この組合わせはエンドレスに美味しい・・・。
なお、ビール好きの方ならよくご存知かと思いますが、岩手県遠野町は日本随一のホップ生産地として、半世紀以上にわたりホップ栽培を続けていて、「ホップの里からビールの里へ」を合言葉に、持続可能な生産体制の確立、ホップとビールを活用したまちづくりに取り組んでいます。
遠野麦酒(上閉伊酒造)公式HP:https://kamihei-shuzo.jp/
【4杯目】
最後の4杯目は、私ウジリィが長く住んでいた北海道の網走ビールさんのブースにて流氷ドラフトを楽しみます。
祖父母がかつて網走方面に住んでいたこともあり、網走ビールさんは特別な思い入れがあるメーカーさんなのです。
なお、オホーツク海をイメージした鮮やかなブルーが特徴的で、爽やかな飲み口の流氷ドラフトに合わせるおつまみは、ぐるっぱではお馴染みの缶つまです。
この日は缶つまスモークシリーズのカキと鮭ハラスをチョイス!どちらも流氷ドラフトとの相性抜群です。私は家で燻製を作ることもあるのですが、何かと手間がかかります。時間がない時はこの缶つまスモークシリーズもオススメですよ!
なお、缶つまシリーズはオンラインでも購入可能です。
ROJI日本橋ONLINE STORE:https://store.roji-nhb.jp/collections/kantsuma
ちなみに会場では販売していなかったのですが、網走ビールさんのHPを見ていたら最近こんな限定商品を発売しました!
その名も「ベビール」!※写真は公式HPより転載
なんと先日ぐるっぱライター仲間のYoshiが書いていた三重テラスさんの記事(https://www.guruppa.jp/blog/detail?blog_id=812)の中に出てきたおやつカンパニーさんのベビースターラーメン(チキン味)に合わせるためのビールです!期間限定発売みたいなのですが、公式HPで購入出来ますので、ぜひお試しください!
網走ビール公式HP:http://www.takahasi.co.jp/beer/
ウエノデ.ビアフェスタは8月28日(日)まで開催中!
コロナ禍の影響はまだまだ大きく、上野エリアにおいても居酒屋を中心とした飲食店への訪問者の減少に加え、訪日外国人をはじめとした観光客の激減で大きな打撃を受けています。
また、7月に公開した角打ちフェスの記事(https://www.guruppa.jp/blog/detail?blog_id=785)でも触れましたが、若者の酒離れは我々、酒販業界にとっては深刻な問題と言われています。
酒類業界にとって厳しい日々はまだ続きそうですが、このようなイベントを通じて少しでもお酒の持つ魅力が多くの人々に伝わることを心から願っています。
ウエノデ.ビアフェスタは8月28日(日)まで開催予定となっております。
お近くの方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?
私は28日に特設ステージで行われる「アニソンディスコ」が気になっておりまして最終日にもう一回行こうかななんて思っています。
なお、出店されていたブルワリーの商品の多くはネット通販でも購入することが可能です。現地に行けなくても自宅でクラフトビールを味わってみるのも良いかもしれませんね!
また、本記事の他にも会場の様子はSNSで知ることが出来ます。SNS上で「#ウエノデビアフェスタ」「#ウエノデビアフェスタ2022」などで検索してみてくださいね!
出店メーカー一覧はこちら:https://uenode-beer-festa.com/drink
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