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かごしま遊楽館に行ってみた

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コロナ禍で気ままに旅行できない中、ご当地グルメの販売や催しを行うアンテナショップに注目! 各県の魅力をお伝えしてまいります!

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物販から観光案内まで鹿児島の魅力を発信!

かごしま遊楽館外観.jpg (1.27 MB)
かごしま遊楽館外観(筆者撮影)

「アンテナショップに行ってみた」第8回となる今回は、鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」様に行ってきました。
かごしま遊楽館様は、鹿児島県様、さつまいも産業振興協同組合様、鹿児島県旅行業協同組合様、株式会社フェニックス様、公益社団法人鹿児島県特産品協会様が公民連携で運営するアンテナショップです。
3フロア構成で、1Fは鹿児島県産の食品販売コーナー「さつまいもの館」や観光案内コーナー、2Fは鹿児島県産の黒豚や黒毛和牛が楽しめるレストラン「遊食豚彩いちにぃさん」、3Fは工芸品展示・販売コーナー「鹿児島ブランドショップ」と、鹿児島の魅力を堪能できる魅惑のスポットです。

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1F 食品販売コーナー「さつまいもの館」10:00~19:00(※)筆者撮影

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1F 観光案内コーナー 10:00~18:00(※)筆者撮影 ➤鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」もオススメ

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焼肉セット肉差し替え2刺身入り.jpg (3.47 MB)
2F レストラン「遊食豚彩いちにぃさん」11:30~22:30(L.O.21:45)日・祝日は22:00まで(L.O.21:15)(※)
上段画像2枚は筆者撮影・下段画像は株式会社フェニックス様から提供

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3F 工芸品展示・販売コーナー「鹿児島ブランドショップ」10:00~18:00(※)筆者撮影

※新型コロナウイルス感染状況に応じて営業時間が変更になる場合がございますので、ご来店の際は下記HPを御確認下さい。

●店舗情報
<住所> 東京都千代田区有楽町1丁目6-4
<アクセス>
JR有楽町駅日比谷口から徒歩4分
東京メトロ日比谷線日比谷駅A4出口すぐ(2022年10月現在工事中のためA2・A3出口をご利用下さい)
<かごしま遊楽館 公式HP>
https://www.pref.kagoshima.jp/yurakukan/
<かごしま遊楽館 Instagram>
https://www.instagram.com/kagoshima_yurakukan/
<さつまいもの館 HP>
https://www.satsumaimonoyakata.com/
<さつまいもの館 東京店 facebook>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100054263871245
<さつまいもの館 東京店 twitter>
https://twitter.com/yakata_tokyo?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
<地図>

サツマイモと茶の名産地

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イメージ画像(画像出所:photo AC)

鹿児島県は、西部が「薩摩(さつま)」、東部が「大隅(おおすみ)」という2つの令制国(律令国)からなっています。時代劇や歴史小説などで、戦国時代の九州の覇者である薩摩の島津家や、幕末に薩長同盟を成立させた薩摩藩士の西郷隆盛が登場することもあり、薩摩とは鹿児島を指すものとご存知の方も多いと思います。
薩摩の名を冠するサツマイモの名称は、1600年頃に中国から琉球(現・沖縄県)経由で薩摩藩(現・鹿児島県)に伝わったことに由来しています。そして、徳川幕府八代将軍吉宗公の治世に、蘭学者の青木昆陽によって全国に広められました。(出典:農林水産省ホームページ『サツマイモ「どこからきたの?」』
そんなサツマイモは勿論、鹿児島県が収穫量全国1位!出典:農林水産省『作物統計調査』 調査年:2021年 公開日:2022年6月30日
秋が旬の生鮮食品ですので時期は限られていますが、かごしま遊楽館様1Fの食品販売コーナー「さつまいもの館」にて焼き芋を提供しています。しかも、複数品種の焼き芋の食べ比べも出来るんです!焼き芋が美味しい今の時期、これはたまりませんね。

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焼き芋 税込270~324円(画像出所:さつまいもの館様からのご提供

農林水産省『令和元年生産農業所得統計(調査年2019年 公開日:2022年3月31日)』『令和2年生産農業所得統計(調査年:2020年 公開日:2022年3月31日)』によると、鹿児島県は2019年・2020年と2年連続で茶の産出額日本一となっています。
南九州に分布するシラス台地は火山灰土壌のため水捌けが良く、年を通して温暖な気候であることから、場所によっては年に5回も茶の収穫ができるそうです。
品質的にも、鹿児島県南九州市の知覧茶は、全国茶品評会で農林水産大臣賞や産地賞を受賞しており、全国的に高い評価を受けています。
知覧茶の一番茶のほとんどは、茶摘み前の1週間~10日ほど茶葉を布で覆い、甘味成分テアニンが日光に当たって渋味成分カテキンに変化することを防ぐ「かぶせ茶」で、まろやかな旨味が特徴です。リラックスタイムにオススメですよ。
かごしま遊楽館様でも、鹿児島県産のお茶を販売していますので是非お試し下さい。

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知覧茶おく一番 100g 税込1,080円(筆者撮影)

肉用牛・豚・鶏の3畜種とも全国1位!

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イメージ画像(画像出所:photo AC)

農林水産省『令和2年生産農業所得統計』(調査年:2020年 公開日:2022年3月31日)によると、鹿児島県の畜産の産出額は肉用牛、豚、鶏の3畜種とも全国1位!筆者も鹿児島は畜産が盛んだとは知っておりましたが、3畜種とも1位とは知らず、今回調べてみてビックリしました!

鹿児島の肉用牛と言えば「鹿児島黒牛」。2017年に開催された「第11回 全国和牛能力共進会 宮城大会」で鹿児島県が団体賞1位(総合優勝)を獲得、和牛日本一に輝きました。2022年10月6日~10月10日にも「第12回 全国和牛能力共進会 鹿児島大会」が開催され、鹿児島は全9部門中6部門で主席、種牛の部で最高賞である内閣総理大臣賞を受賞、二大会連続で日本一に輝いています。日本一の黒毛和牛、凄く美味しそうですね。2Fのレストラン「遊食豚彩いちにぃさん」でも鹿児島県産黒毛和牛のステーキを提供していますよ。

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「頂点 鹿児島黒牛」(鹿児島県東京事務所様から画像提供)

鹿児島の豚と言えば「かごしま黒豚」。鹿児島の養豚の歴史は古く、戦国時代屈指の猛将「鬼島津」こと島津義弘の子にして薩摩藩初代藩主(1602ー1638年)である島津忠恒(家久)が、琉球から豚を移入したことに始まります。明治には鹿児島在来の黒豚と英国のバークシャー種とを交配させて品種改良にも取り組んでいます。そして、昭和30年代には鹿児島黒豚は、高品質なブランド豚として認知され、他のブランド豚と比べて圧倒的に高い評価を受けています。2Fのレストランで鹿児島県産黒豚のしゃぶしゃぶやトンカツなどを提供しています。お得なランチでの黒豚メニューの提供もありますので、お昼頃にお立ち寄りの際は是非ご利用下さい。

鹿児島の鶏と言えば「薩摩鶏」。日本三大地鶏の一つで、古くから闘鶏用として鹿児島で飼育されてきました。飼育の歴史は古く、上述の島津忠恒の時代から飼われていたと言われています。この薩摩鶏を種鶏に、食用鶏としてさつま若しゃも、さつま地鶏、黒さつま鶏を生み出されたと言われています。

こうした畜産王国鹿児島の畜産加工品の中で筆者がオススメしたいのは、「南州農場食品加工場 かごしま黒豚角煮220g化粧箱入り」(税込1,188円)と「ヒガシマル 鹿児島奄美風カップ鶏飯スープ」(税込216円)です。
前者は、黒豚の三枚肉を醤油ベースの特製ダレで煮込んだ、ごはんのおかずにピッタリな一品。後者は、奄美地方の郷土料理である鶏飯(けいはん)をお手軽なカップスープで再現した商品で、小腹満たしにピッタリです。

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左:南州農場食品加工場 かごしま黒豚角煮 220g 税込1,188円
右:ヒガシマル 鹿児島奄美風カップ鶏飯スープ 税込216円
(左右とも筆者撮影)


鰹節や薩摩揚げといった水産加工品も絶品

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イメージ画像(画像出所:photo AC)

農林水産省『令和2年漁業産出額』によると、鹿児島県の魚種別の漁業産出額は、天然物ではマグロ類5位・アジ5位、養殖物ではブリ1位・クロマグロ2位・車海老3位、天然・養殖合計では全国5位となっており、漁業も盛んです。
ナマモノも良いですが、鹿児島県といえば鰹節。枕崎市は全国1位、指宿市は全国2位の鰹節の産地。鹿児島県内で1・2フィニッシュしているんです!
農林水産省『令和3年水産加工統計調査結果』(令和4年9月28日公表)によると、鹿児島県の鰹節生産量は全国の73.4%を占めています(かつおなまり節・かつおけずり節を含まない数値)。
日本一の鰹節の産地である枕崎産の鰹節を使用した「唐船峡食品 涼味唐船峡めんつゆ 500ml」(税込476円)がオススメです。

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唐船峡食品 涼味唐船峡めんつゆ 500ml 税込476円(筆者撮影)

また、鹿児島と言えば、薩摩揚げも外せません。薩摩揚げは、魚のすり身を油で揚げた「揚げ蒲鉾」の一種。江戸時代末期、薩摩藩11代藩主(島津家28代当主)の島津斉彬の時代に、琉球の「チキアギ」が薩摩藩に伝わり「つけ揚げ」に転訛。さらに「つけ揚げ」が全国に広まり「薩摩のつけ揚げ=薩摩揚げ」と呼ばれるようになったと言われています。
贈答用の薩摩揚げもありますが、自家消費なら「有村屋 お買得さつまあげパック 6枚入」(税込540円)がオススメです。

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有村屋 お買得さつまあげパック 6枚入 税込540円(筆者撮影)

独自の進化を遂げた鹿児島ラーメン

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イメージ画像(画像出所:photo AC)

九州は言わずと知れた豚骨ラーメン王国。九州豚骨ラーメンのルーツと言われるコッテリ系の久留米ラーメンをはじめ、博多ラーメン、長浜ラーメン、玉名ラーメン、熊本ラーメン、宮崎ラーメンとご当地ラーメンが目白押しです。そして、それら九州ラーメンの中で独自路線を歩むのが鹿児島ラーメンです。
九州豚骨ラーメンは久留米ラーメンをルーツとしていますが、鹿児島は江戸時代初期から養豚をしてきたため豚肉を食べる文化があり、久留米ラーメンの流れをくまずに豚骨スープに行き着いたと言われています。
濃厚でコッテリとした他の九州豚骨ラーメンと違い、アッサリ系でやや甘味のあるのが特徴です。
オススメは、「ヒガシマル 即席鹿児島ラーメン亭 5食入」(税込453円)です。アッサリとした豚骨スープが麺に絡んで口の中に旨味が広がりますよ。

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ヒガシマル 即席鹿児島ラーメン亭 5食入 税込453円(筆者撮影)

薩摩切子や大島紬など魅力的な工芸品

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イメージ画像(画像出所:photo AC)

薩摩切子の歴史は、薩摩藩10代藩主(島津家27代当主)島津斉興が江戸から腕の良いガラス職人をスカウトしたことから始まります。そして、次代の薩摩藩主の島津斉彬が薩摩切子を特産品にすべく研究させ、ガラスの発色に成功し、薩摩切子は急速に発展しました。なかでも銅赤色は「薩摩の紅ガラス」といわれて大名の贈答品に用いられたと言われています。厚みを持たせた色被せガラスに切り込みを入れると、着色部分と透明部分の間に生まれる絶妙なグラデーションを「ぼかし」と言い、日本では薩摩切子が最初にぼかし技術獲得に成功、当時の江戸切子との違いになりました。その後、薩英戦争や西南戦争による薩摩切子工場焼失などにより、薩摩切子の技術は失われてしまいましたが、100年の時を経て現代の技術で復活しました。

鹿児島県の奄美群島の伝統工芸品「本場大島紬」は、絹糸を先染めしてから手織りで織り上げるため、1着作るのに半年~1年かかる最高峰の絹織物です。フランスの「ゴブラン織」、イランの「ペルシャ絨毯」と並び世界三大織物に数えられています。深く渋い色合いと繊細な絣模様、軽く肌に馴染む着心地の良さ、シワにもなりにくい丈夫さなどから、多くの人に愛されています。

薩摩切子や大島紬製品などの鹿児島の工芸品は、3Fの「鹿児島ブランドショップ」で取り扱いしていますので、お立ち寄りの際には是非ご覧下さい。

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左:薩摩切子コーナー  右:本場大島紬名刺入れ(筆者撮影)

鹿児島のオススメ観光スポット

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イメージ画像(画像出所:photo AC)

鹿児島には魅力的な観光スポットがいっぱいあります。
鹿児島に行ったら絶対外せないのが西郷隆盛像。薩長同盟、江戸城無血開城、明治新政府樹立など、多大な功績を残した西郷隆盛。鹿児島市電朝日通駅から徒歩約8分のところに軍服姿の西郷隆盛像がある他、霧島市の西郷公園にも羽織袴の西郷隆盛像があります。どちらも上野公園の着流し姿の像はと別バージョンです。料金を取られないので、是非行って記念撮影をして下さいね。
薩摩藩主島津家の別邸跡と庭園「仙巌園」は、日本を代表する庭園の一つです。隣接する尚古集成館は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の一つであり、庭園と歴史・文化が同時に満喫できますよ。
天孫降臨神話の主人公である瓊々杵尊(ににぎのみこと)を祀った「霧島神宮」は鹿児島県屈指のパワースポット。朱塗りの絢爛な姿が格調高く、「本殿・幣殿・拝殿」は国宝に、「登廊下、勅使殿」は重要文化財となっており必見です。近くには霧島温泉もあり、温泉観光も楽しめますよ。
NHK大河ドラマ『西郷どん』のオープニングで話題となったフォトジェニックな「雄川の滝」も写真におさめたい絶景ポイントです。
世界自然遺産の屋久島や奄美大島、徳之島など他にも魅惑のスポット盛沢山!
かごしま遊楽館1Fの観光案内コーナーでスタッフの方が観光情報を提供していますので、鹿児島に旅行に行ってみたい!という方は是非ご相談下さい。

今回は以上となります。
当記事でご紹介した商品の一部は「さつまいもの館 ホームページ」でご購入頂けますので、そちらも覗いてみて下さい。
それでは、また次回も宜しくお願いします。